最近では、深夜のテレビコマーシャルや電車の広告にも、過払い請求という文字を見かけます。金利利息と言えば、サラリーマン金融などの貸金業者で見られる法律的な用語であると認識しています。しかし、利息に関する法律があります。利息制限法という古い法律です。今まで、貸金業社の貸金業法と、利息制限法という2つの矛盾した法律が存在していたことになります。この差の金利をグレー金利と呼ばれることがあります。それが、利息制限法という法律に1本化したことにより、支払い過ぎた利息を取り戻す訴訟が、急増して来ました。ここに、弁護士が弁護士法人などを使って、広く広告を出していたことが、この問題を身近にさせました。その為、弁護士に法律相談に行くものだと思われています。
しかし、訴訟の額が簡易裁判所に管轄する金額であれば、裁判の出来る認定の司法書士が、裁判の代理人として、訴訟をすることが出来るようになりました。この為、弁護士だけでなく、司法書士も過払い請求の案件を処理する為に、広告がテレビやラジオでもやられています。身近な存在の司法書士が、重要な市民の法律家として、認知されて来たことになります。司法書士の法律相談の方が、値段的にも安いです。より、有効に利用したいと思います。